文頭についている記号のご説明
各レッスン内容をご説明しています
新しく出てきた事がらです
注意して欲しい事がらです
補足事項です
    ピアノ教本 レッスン7 (P16)

第11回目のレッスンでは、教本 "グー・チョキ・パーめばえ" の "レッスン7" に入り
ました。“H音=ハー(シ)” の “音符”を左手の3指(中指)だけで弾きます。

    【P16】 左手の3指(中指)で弾く “H音=ハー(シ)”
            (鍵盤上での“H音=ハー(シ)”の位置確認)

前回と同じように、新しく出てきた “H音=ハー(シ)” の “音符” は、左手の
  3指(中指)だけで弾きます。これで“4つの音”を覚えることになりました。

     ピアノを弾くうえで、いちばん重要な、基本的な知識や動作が習得され
      る大切な時期
です。この段階をおろそかにすると、せっかくピアノを習って
      いたのに、音符が読めないままで終わってしまいます。  
      年中児さん以上になった子供達は、すこしでも早く、自分が知っている
      曲らしく聞こえるモノを弾きたがります。が、聴き覚えだけで弾く “悪い
      クセ” がついてしまうのもこの時期です。
       必ず音符を読んで弾き、正確な音程で歌いながら弾く、そして、正しい
      タッチで弾けるように
、慎重に大人達が心がけるべきことでしょう。
      こども以上に、お母さまや先生の方が焦ってしまっては、それこそ おしま
      いです。あわてないでいただきたいものです。くれぐれもお願いをいたします。




    ピアノ教本 レッスン8-A〜C (P17)

第12回目と13回目の2回をかけて、ピアノ教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の
“レッスン8” (P17) 「ぜんぶのお指を使ってみましょう」 を練習します。

    【P17】 課題曲 A〜G
           ★左手の2指(人さし指)で弾く “C音=ツェー(ド)”
            (左手の2指、3指で弾く鍵盤上の位置確認)
           
 1小節目に出てくる “H音=ハー(シ)” と、2小節目の2拍目に出てくる
  “C音=ツェー(ド)”も左手で弾くことになります。。
  ほとんどのこどもが苦労するところですし、とっても難しく感じてしまうようです。
  
 2小節目に出てくる左手で弾く “C音=ツェー(ド)” を、“1指(親指)”を
  使って弾くことになりますが、“H音=ハー(シ)” を “3指(中指)” で弾いてい
  る時には、“C音=ツェー(ド)” は、すぐ隣の指にあたる “2指(人差し指)”
  で弾くことになります。
  この段階では、それほどの困難はともないません。が、“H音=ハー(シ)” を
  “2指(人差し指)” で弾く練習をはじめると、お約束としてお隣の
  “C音=ツェー(ド)” は、“1指(親指)” を使うことになります。

    この段階で、急にタッチが難しくなりますので注意しましょう。
     左手の “3指(中指)” は、今までどおり “C音=ツェー(ド)” を弾くだけ
     の役目では無いことを覚えてもらいます。
     左手の “3指(中指)” で “H音=ハー(シ)” を弾くことも必要ですし、
     その場合には、おとなりの “2指(人差し指)” で “C音=ツェー(ド)”
     を弾くことになるからです。
     ここまでは、新しく出てきた音は全部“3指=中指”だけで弾いてきまし
     たが、その場合は、おとなりの鍵盤は、となりの“2指=人差し指”で弾く
     ことを覚えてもらっています。

 ここでは “H音=ハー(シ)” を “3指(中指)” で弾き“C音=ツェー(ド)”
  を “2指(人差し指)” で弾くことだけではなく、“H音=ハー(シ)” を
  “2指(人差し指)” で “C音=ツェー(ド)” は “1指(親指)” で弾くことの
  練習もしてください。

 以上のことを第12回から第13回目のレッスンまで2回に分けて行っていき
  ます。

     この段階でも、前々からお願いしていました、大きな声で “音符” を
      (ドイツ音名で)歌いながら練習させてあげてくださることはとても大切
      です。ソルフェージュ(正しい音程を覚えたり、正しい音程で歌ったりす
      る)の練習や、絶対音感(音を聴いた瞬間に、正確な音程を判断で
      きる能力)開発のためのトレーニングも併行して考えられていることを、
      常にご記憶に留め置いてください。
      とにかくまずは、しっかりと “音符” を読める事だけを全てに優先させ
      るべきでしょう。




   ピアノ教本 レッスン9 (P18〜P19)

第14回目のレッスンでは、教本 "グー・チョキ・パーめばえ" の "レッスン9" に入
りました。ここでは課題曲 "A"を使って、新しく出てきた左手で弾く
"A音=アー(ラ)"を覚えます。

    【P18】 左手の3指(中指)で弾く “A音=アー(ラ)”
            (鍵盤上での“A音=アー(ラ)”の位置確認)
      【P19】 課題曲 A
           ★左手の2指(人さし指)で弾く “H音=ハー(シ)”
           ★左手の3指(中指)で弾く “A音=アー(ラ)”
            (左手の2指、3指で弾く鍵盤上の位置確認)

 ここで新しく出てきた左手で弾く "A音=アー(ラ)" も、はじめは、最初からの
  お約束にしたがって、3指(中指)で弾きます。
  右手での"C音=ツェー(ド)"も、やっぱり3指(中指)で弾きましょう。

 3指(中指)で弾けるようになったら、2指(人差し指)でも弾けるように練習し
  ます。

     "A音=アー(ラ)"は音楽にとって、とっても重要な基本にされている音
      すので、しっかりと覚えてしまうまで、繰り返して練習することが大切です。

     オーケストラの演奏の前に、オーボエが、“A音=アー(ラ)”を出します。
       すると一斉に、弦楽器全部がこの音に合わせるように調弦をはじめま
       す。
     ピアノの調律でも、最初に “A音=アー(ラ)” を “1度” (“音符” を
       呼ぶ時には、“度” と呼びます)を定めてから、“4度”,“5度”と
       “調律(ちょうりつ=チューニング)”していきます。

 最後の終止線(細い線と太い線2本)のすぐ前に2つの点を書き加えて、
   リピート記号にしましょう。
   興味を持って、“リピート記号” の復習ができます。

 課題曲 "A" での右手は "C音=ツェー(ド)" だけですが、左手の方では
  "H音=ハー(シ)" の復習もしています。
  新しく出てきた "A音=アー(ラ)" を3指(中指)で弾いてもらうと、自動的に
  お隣の "H音=ハー(シ)" は2指(人差し指)で弾くことになります。

     3指(中指)1本だけで "A音=アー(ラ)" も "H音=ハー(シ)" も弾
      いてしまわないように、くれぐれも注意しましょう。

 課題曲 "A"で、左手の "H音=ハー(シ)" を1指(親指)で弾く復習もします。
  この場合は、新しく出てきた "A音=アー(ラ)" は、2指(人差し指)で弾くこと
  になります。

     鍵盤楽器を速く弾く場合には、同じ指で次に出てくる音まで弾くことは、
      物理的にもとっても不利ですし、音にもムラが出てしまいます。
      おとなりの鍵盤は、隣の指を使って弾くということも、ここで徹底しておき
      ましょう。
     
 “レガート奏法”=(音と音との間を、切れ目なくなめらかにつなげて
       演奏すること) の始まりです。1本の指だけを使って弾いていたのでは、
       テクニック的に “レガート奏法” を克服することは困難です。
       おとなりの鍵盤は、お隣りの指を使って弾くように心がけ、いつも留意
       しておいていただきたいです。




   ピアノ教本 レッスン9 (P19)

第15回目のレッスンは、教本 "グー・チョキ・パーめばえ"の "レッスン9" の 課題曲
"B" と"C"を練習します。ここでは、両手の1指 “(親指)の使い方” について勉
強しています。

    【P19】 課題曲 B
           ★左手の1指(親指)で弾く “C音=ツェー(ド)”
             左手の2指(人さし指)からスタートして、3指でH音、
               4指がA音にする “指使い=運指” も考えられるので、
               実行してみても良いと思います。
             上の場合は、下の“指使い=運指”とは異なる
          ★左手の2指(人さし指)で弾く “H音=ハー(シ)”
          ★左手の3指(中指)で弾く “A音=アー(ラ)”
             左手の1〜3指、又は、2〜4指で弾く鍵盤上の
               位置確認は、徹底しておくべきだと思います。
          課題曲 C
          ★右手の1指(親指)で弾く “H音=ハー(シ)”
             右手の2指(人さし指)で弾く “指くぐり” も
               可能なケースでは、実行してみても良いと思います。
             上の場合は、下の “指使い=運指” とは異なる
          ★右手の2指(人さし指)で弾く “C音=ツェー(ド)”
          ★右手の3指(中指)で弾く “D音=デー(レ)”
          ★右手の4指(薬指)で弾く “E音=エー(ミ)”
           (右手の1〜4指で弾く鍵盤上の位置確認)

 課題曲 "B" では、左手の "C音=ツェー(ド)" を1指(親指)、
  "H音=ハー(シ)" を2(人差し指)、"A音=アー(ラ)" は3指(中指)で弾
  くことが常識になっています。
  また、右手の方は "C音=ツェー(ド)" を1指(親指)、"D音=デー(レ)"
  を、2(人差し指)、"E音=エー(ミ)" は3指(中指)で弾くことになります。

      左右両手がまざって出てきます。
       音符よりも上に向かって棒 (竿と呼ばれています) が書かれている
       音符は右手で、反対に下に竿が書かれている音符は左手で弾き
       ます。
       リピートは必ず守ってもらいますので、くりかえして2度弾くことになり
       ます。

 最後の部分、“3拍目のC音=ツェー(ド) ”は、“左手の1指(親指)” で
  弾き、直ぐ続いている “4拍目のC音=ツェー(ド)” は、“右手の1指(親
  指)” で弾くようになっています。
  さらに、リピートをした場合には、すぐに左の1指(親指)の "C音=ツェー(ド)"
  につながっていますので、リズムやテンポが狂わないように、すぐに続けて弾い
  ても正確に弾けるようにしましょう。

 余裕があれば、付帯練習として、“2指(人差し指)”、“3指(中指)”、
  “4指(薬指)”の3本の指を使っての練習方法を試みてもよいでしょう。

 課題曲 "C" は、左右交互の練習です。
  ここでは、最初の左手3指で弾く1拍目と3泊目の “A音=アー(ラ)” の次
  に、2泊目と4泊目に右手で弾く “H音=ハー(シ)” を弾くことが繰り返され
  ています。
  この右手で弾く “H音=ハー(シ)” は、“2指(人差し指)” を使ってもら
  いうのが希望です。将来の“指くぐり”練習のはじまりです。
  また、“タッチ” はキチンと守っておかないと、だんだん速くなるに従って、弾け
  ないことになってしまいます。

 もうひとつの練習方法として、右手の5本の指を全部使ってしまうという方
  法も考えられます。“H音=ハー(シ)” を ”2指(人さし指)”、
  “C音=ツェー(ド)” を “3指(中指)、“D音=デー(レ)” を “4指(薬指)”、
  そして最後の “E音=エー(ミ)” は “5指(小指)” を使う方法です。

    ここまでで、音符は"A音=アー(ラ)" から "E音=エー(ミ)" までの、
      5音を覚えたことになります。




   ピアノ教本 レッスン10 (P21)

第16回目のレッスンでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン10” に
入りました。
ここでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン9” 課題曲 “C” で練習し
た右手各指を使った訓練が、そのまま左手に移行
します。

    【P21】 ★左手の3指(中指)で弾く “G音=ゲー(ソ)”
             (鍵盤上での “G音=ゲー(ソ)” の位置確認)
              左手の3指(中指)で “G音=ゲー(ソ)” が
                スムースに弾けるようでしたら、次のステップの
                準備のために、4指で弾く事も試みておく事。

 最初はまず、左手で弾く “G音=ゲー(ソ)” を覚えてもらいます。
  
     この “G音=ゲー(ソ)” を弾くのは、“3指(中指)” ばかりではありま
      せん。当然の事ですが、“4指(薬指)” も、“5指(小指)” も使います。
  
 右手の “C音=ツェー(ド)” も同様で、1指(親指)から、2指(人さし指)、
  “3指(中指)”、“4指(薬指)”、“5指(小指)” まで、全部を使用する練
  習を行います。

 「たのしむ曲1 “ほたる”」 は、一人で弾く為の宿題になっています。
   できてもできなくても、とにかく独りで練習をして欲しいです。

     右手の“2指(人さし指)”からスタートする方法と、“3指(中指)”
      でのスタートが考えられますが、いずれでも一向に差し支えはありません。
      1指(親指)の扱い方、出来具合でご判断ください。         

     最後の “終止線” には、2つの点をつけて “リピート記号” に直して、
      “繰り返す” ことも忘れないでください。




   ピアノ教本 レッスン11 (P23)

第17回目のレッスンでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン11”
に入ります。今までに覚えてもらった “4分音符” 6つの復習です。左手が難し
くなってきています。

 課題曲 “A” では、“左手” で弾く3つの “4分音符” に限られています。
  つまり、左手の2指(人さし指)で弾く “H音=ハー(シ)” と、左手の3指
  (中指)で弾く “A音=アー(ラ)”、左手の4指(薬指)で弾く
  “G音=ゲー(ソ)”です。

 右手の方は、3指(中指)で弾く “C音=ツェー(ド)” だけです。

 以上の “4分音符” の鍵盤上での位置確認も、しっかりと復習してお
   いてください。
    
 課題曲 “B” の方は、“左手” で弾く3つの “4分音符” に加えて、“右手”
  で弾く3つの “4分音符” も復習しています。
  つまり、右手の2指(人さし指)で弾く “C音=ツェー(ド)”、右手の3指
  (中指)で弾く “D音=デー(レ)” および右手の4指(薬指)で弾く
  “G音=ゲー(ソ)” です。            

 課題曲 “B” を上手に弾くためには、どんなに少しずつでも良いですか
  ら、毎日の練習が不可欠になってきました。
              
     右手の1指で “C音=ツェー(ド)” を弾くスタートでも構いませんが、
      一般的には、この段階で両手とも1指(親指)を使うのは、時期的
      にも、まだ見合わせておいていただきたいです。
      3指(中指)を中心にして、2指(人さし指)と4指(薬指)の安定
      を図ってください。

     弾くことが大変になるのと同時に、タッチがいいかげんにも成りやすい
      ので、注意してほしい所でもあります。
  
 課題曲 “A”、“B” 共に、最後の “終止線” に2つの点をつけて
  “リピート記号”に直してしまうことを忘れないで下さい。
  
     リズムが崩れやすいのでテンポの正確さに注意する事と、大きな声で
      歌いながらの練習に留意してください。

 「たのしむ曲2 “げんきなマーチ”」 が宿題になりますので、一週間から2週
  間の練習で、弾けるようにしてきてほしいところです。

     “指使い” を工夫してください。
       この曲も、左手 “4指(薬指)” からのスタートと、“3指(中指)”
       でのスタートが考えられます。
       いずれにしても “1指(親指)” の状況によりますので、こどもの知識
       吸収その他の反応を考慮した上で、いずれにするかをご配慮ください。

      右手も同様で、2段目の2小節目1拍に “右手で弾くH音=
       ハー(シ)” が出てきます。したがって、“1指(親指)” からのスタート
       ですと、 上の “H音=ハーシ)” は、“指くぐり” をして“右手の2指
       (人さし指)で弾く”ことになります。
       “指くぐり” が無理な場合は、最初の “C音=ツェー(ド)”
       (1段目の1小節4拍目)は “右手の2指(人さし指)で弾く
       “C音=ツェー(ド)” としてスタートするべきです。
       さらに “1指(親指)” のタッチなどに問題点がある場合には
       “3指(中指)” でスタートして、先ほどの “右手で弾くH音=ハー(シ)”
       を “右手の2指(人さし指)で弾く” ようにするために、一番最後
       (8小節目)に出てくる “右手で弾くE音=エー(ミ)” は
       “右手の5指(小指)で弾く” ことになります。
       “指使い” の問題としては、多くの課題を含んでいますので、学習の
       レベルによって、合理的な使用方法をご判断いただきたいです。




   ピアノ教本 レッスン12 (P24)

第18回目のレッスンでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン12”
に入ります。 新しい音符 “F音=エフ(ファ)” が出てきました。


    【P24】 ★右手の3指(中指)で弾 く “F音=エフ(ファ)”
             (鍵盤上での “F音=エフ(ファ)” の位置確認)

 このピアノ教本には、もう皆さまもお気付きのとおり、まったく “指使い” の
 指示がありません。すべては、ご指導していただく先生のご判断に “ご一任”
 をしている訳です。

 新しく“F音=エフ(ファ)”が出てきました。どの指を使って弾いてもかまい
  ません。(生徒に対する先生の面目躍如と言ったところです。)
  同じ指だけで弾いていてもかまいませせんが、2指(人さし指)、
  3指(中指)、4指(薬指)でも、4指(薬指)3指(中指)2指(人さし指)
  で弾いてもらっも結構です。
  できる限りの範囲内で、可能性を探って頂けることを希望したいです。
  ここでは、とにかく“F音=エフ(ファ)”を覚えてもらうことだけが、重要な
  “ポイント”です。

    おなじ音符を続けて弾くのは “トレモロ奏法” と呼ばれています。       
       
 ここでも、最後の “終止線” には、2つの点をつけて “リピート記号” に
  直してしまいましょう。

     2小節3拍目の “4分休符” のところでは、一定のリズムが崩れ易
      いので、テンポの正確さを求めるように心がけていただきたいです。

 6つの音で作られているエチュード “もじもじ” も、レッスンの対象にします。
   この曲は、全部今までの “復習” です。新しいことは何もありません。
   最後の “終止線” には、2つの点をつけて“リピート記号”に直して
   “繰り返して弾くこと” と、“歌いながら弾くこと” も忘れないように練習し
   て来てほしいです。

 “もじもじ” の出来具合いによって、多少の個人差が生じますが、
  「たのしむ曲 3 “アルプスいちまんじゃく” 」 を宿題にすることも可能で
  しょう。この曲も、全部今までの “復習” です。新しいことは何もありません。
  最初はゆっくりと、そして、弾き具合を確認しながら、少しずつ徐々にスピ
  ードを速めていきます。
  良く知られている曲ですから、正確な音程(音符)で歌いながら、正しいリズ
  ムとテンポで、独りで練習をしてきてほしいです。




   ピアノ教本 レッスン13 (P27)

第19回目のレッスンでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン13”
に入ります。 新しく “G音=ゲー(ソ)” が出てきました。


    【P27】 ★右手の4指(薬指)で弾く “G音=ゲー(ソ)”
             (鍵盤上での “G音=ゲー(ソ)” の位置確認)
             右手の5指(小指)からスタートしても良いです。
               続けて右手で弾く “G音=ゲー(ソ)” は、
               2(人さし指)、3(中指)、4(薬指)、5(小指)と
               してくださっても結構です。
               “指使い” は、工夫してください。

 新し く“G音=ゲー(ソ)” が出てきました。が、左手は初めと終わりの
  “C音=ツェー(ド)” 2つだけです。
  一見、そんなに難しくは感じないと思いますが、右手の方はけっこう大変です。

 “右手の5指(小指)” からはじまって “2指(人差し指)” まで、とにかく正確
  に歌いながら弾くことだけが課題です。

 最後の “終止線” には、2つの点をつけて“リピート記号”に直して
   “繰り返し弾く ”ことも忘れないようにしましょう。

 音符が読めることが確認できたら、「たのしむ曲 4 “ハンモック” と
  “チョットはねよう”」 が宿題になります。

 たのしむ曲 4 “ハンモック” (P28)について
  両手で弾く、今までの “復習” です。
  原則としては、右手1指(親指)から5指(小指)までの練習ですが、
   “音符(符玉)” と “竿(棒)” の上下の向きによって、“右手” と“左手”
   での “弾き分け” の復習としてお考え下さい。

    この曲で本当に学んで欲しいところは、音楽的情緒面の感性を
      表現する “レガート奏法”=(音と音との間を、切れ目なくなめらか
      につなげて演奏すること)です。
      ゆったりと、ゆらゆら揺れるハンモックに乗って、心地よい眠りを誘
      われるような音を求めてください。             

 たのしむ曲 4 “チョットはねよう”(P28)について
  原則的には今までの “復習” です。
  上の “ハンモック” と違って、右手の各指が順番に並んでいません。
  ひとつ置きになっている5指(小指)と3指(中指)と飛ぶことを、“3度練習”
  と呼びます。1小節4拍目の “右手で弾くE音=エー(ミ)” から、
  2小節1拍目の “右手で弾くC音=ツェー(ド)” までの間も “3度練習”
  になっています。

    3小節1拍目の右手で弾くC音と、2拍目の左手で弾くG音の
      間は “4度”(3小節4拍目のG音から、4小節1拍目のC音
      間も同じ)3小節4拍目の左手で弾くC音と、2拍目の右手で
      弾くG音の間は “5度” と呼ばれています。

    前の “ハンモック” とおなじ、たった4小節のエチュード(練習曲)
      ですが、ウエットな “レガート奏法” とは対照的で、ここでは、
      明るく闊達な子供らしい、元気で爽快な “スタカート奏法”
      スタッカートともいいます=(音と音との間を切って断続的な感
      じに音をはずませる奏法)が、希望的指導目的の中に含まれて
      います。

 たのしむ曲 5 “ふしぎなポケット”(P29)について
  原則的には今までの“復習”です。
  この曲でのポイントは、1小節4拍目の “右手で弾くE音=エー(ミ)”
  から、2小節1拍目の “左手で弾くG音=ゲー(ソ)” まで “7度” 間の
  “音飛び”
です。楽譜を見ていたのでは、鍵盤上での位置があやしくなっ
  てしまって間違い(弾き損じ)やすくなりますし、反対に手元ばかりを見て
  いたのでは、テンポやリズムがおかしくなってしまいます。
  なるべく早く、楽譜も手元も見ないで弾けるようになりましょう。       
         
    せっかく “ドイツ音名” で覚えてもらったつもりでいたのに、歌って
      もらうと、本人の知っている “歌詞” になっているケースがほとんど
      です。指導方法の是非について、あらためて考慮する絶好の機
      会としてとらえてください。

    楽譜も手元も見ないで弾くことは、こども達の得意とするところです。
      が、どちらかといえば、これはむしろ “マル覚え” の部類に入っていて、
      本来の “暗譜(あんぷ)演奏 ”と呼べる状態とは「似ていて否なり」
      だとご認識ください。

     ここまでに覚えてもらったことは、4分音符、4分休符、終止線、
      リピート、ト(G)音記号、ヘ(F)音記号、指番号(数字の1〜5まで)、
      アルファベットのA〜Gまで(ドイツ音名)、左手(低い=下の手)
      G音〜右手(高い=上の手)G音まで、小節線、4分の4拍子など
      33個+奏法テクニック(指使いと使い方、指くぐり、タッチ)数種類な
      どです。
      お約束としては、“一週間で1つ” を覚えてもらうのが原則でした。
      33個+ピアノ奏法までを加えると、一週間に2つ以上を覚えてしま
      わなければならなかったことになります。
      矛盾しているようですが、“右手” と “左手” を “一組(ひとつ)”
      として覚えてもらえるように指導できれば、数的には20個以内に収
      まるということになります。                          




    ピアノ教本 レッスン14 (P30〜P31)

第20回目のレッスンでは、教本 “グー・チョキ・パーめばえ” の “レッスン14”
に入ります。 “2分音符” がでてきました。
ここでは、21回目と22回目の2回をかけてレッスンをしていただきます。

    【P30】 ★“2分音符” ★“スラー” ★ “タイ”
      【P31】 ★“2分休符”   
             右手の5指(小指)からスタートしても良いです。
               続けて右手で弾く “G音=ゲー(ソ)” は、
               2(人さし指)、3(中指)、4(薬指)、5(小指)と
               してくださっても結構です。
               “指使い” は、工夫してください。

 今までは “4分音符” と“ 4分休符” だけでしたので、1小節を「1.2.3.
  4」、と数えて来ました。が、“レッスン14” では、いよいよ “2分音符=4分
  音符が2つ分の長さ” になります。
  “4分音符”4個が入っている1小節(4分の4拍子)に変わりはありません
  ので、今までどおりに1小節を「1.2.3.4」、と数えましょう。

 ただし、1.2.までの2拍分の長さが “C音=ツェー(ド)” です。
  そして同じように、3.4.の2拍が “D音=デー(レ)” になります。
  “4分音符” だけだった今までと同じテンポで弾いて見ると、非常にゆったり
  とした感じになります。
  これは、おなじ速さであっても、曲の流れとしては、ひとつの “音符” に、2倍
  の時間が必要になっているからです。

 ここでは、新しく “スラー”=( 二個以上の音符を弧線でつなぎ、その弧線
  の区間の音をレガートで演奏することを指示するもの ) と、
  “タイ” =(同じ高さの二音を結ぶ譜面上の弧線。この場合二音を連続した
  一音として演奏することを示す)、そして“2分休符記号”が出て来ました。
  “スラー”は、一段目のように沢山の音にかかっている場合と、2段目に出てく
  るように2つの音だけにかかっているケースがあります。

     同じように見える “スラー” の記号でも、2段目の最後の小節
      (4小節目)に出ている “C音=ツェー(ド)” から “C音=ツェー(ド)”
      へと、同じ音に書かれているケースに限っては、“タイ” と言い、
      “スラー” ではありません。

     “タイ” は、同じ音同士を結んでいるもので、最初の音は弾きますが
      2つ目の音符は弾きません。
      つまり、4拍分全部を一つの音符が延ばしている音符
      (“全音符” と呼びます)と同じ意味を表しています。

       2つ目の“C音=ツェー(ド)”は弾かずに、2拍分(4分音符2個分)
        の長さだけを守ることになっています。
 
     “スラー” の意味には、スラー奏法(レガート奏法)の意味も要求され
      ています。つまり、スラーで結ばれている音同士は、いくつあっても
      ブツブツに切れてしまってはいけません。
      歌っていると判ると思いますが、一段目では、音に切れ目がありません。
      途中で息をしてはいけないのです。

    音楽では、一息で弾いたり歌ったりする部分のことを “フレーズ”
      と言いますが、この “フレーズ” については、どんなピアノ楽譜を見て
      いただいても、まったく書き表されてはいませんので、ご注意ください。

    おなじように、息をする所のことを “ブレス” と云いますが、こちらも
      “フレーズ” とおなじで、譜面上にはいっさい書き表されていること
      はありません。 (* 演奏者自身が、メモすることなのです。)

 表題 “スラーとタイ” の課題曲 B 1段目の最初に書かれている
  “G(ト)音記号 ”に続いて“C” のような記号がありますが、この記号は今ま
  で同じ場所に書かれていた “4分の4拍子” の “省略記号” です。
  この記号の意味は、“4/4” と書き表されている場合とまったく同じです。
      
 表題 “スラーとタイ” の課題曲 B 2段目の最後に書かれているのは
  “2分休符” です。“2分休符” とは、“4分休符” 2つ分と同じ長さ分
  だけの “休符記号” ですので、「うん!」「うん!」 と、正確に歌ってもら
  いましょう。

 たのしむ曲 4 の “ハンモック” と “チョットはねよう” の2曲は、音符を覚
  える意味でも、音程を覚えることなどからも、とっても大切な復習になって
  います。毎日大きな声で、しかも正しい音程で歌いながら練習しておいて
  ほしいです。
  “4分休符”は、「うん!」 と、言って歌ってもらって下さい。

 以上のことを第20回目と21回目の2回に分けて行ないます。