◆すでに立派な社会人として活躍していらっしゃる皆様へ
                音楽についてのささやかな提言です

皆様もご承知のとおり、近年、急激に “ミュージックセラピー(音楽療法)なる分野が
注目されています。

以前より、音楽が動物(植物)の脳や細胞を刺激する効果が立証されていたのはご
存知のとおりです。
ピアノのレッスンそのものが幼児の能力開発からはじまり、高齢者老齢化の予防的
リハビリに効果があった事実は、海外先進国で日常的にじゅうぶんに知られていた
ことでした。

音楽そのものが有している心身への影響力は、とても計り知れないものが満ち溢れ
ています。
文芸的に才能に優れた幾多の人々が、和歌や俳句を育て、ひとの細やかな心情の機微を詩に “うたい込んで” きていたからなのだろうと思っています。
また一方では、春夏秋冬の日常生活を、こころ豊かに唱っていたなかで、地方には地方独特の民謡と呼ばれている日本的に正当な音楽(民謡)も定着しても来たのでしょう。

みなさんが、ピアノという楽器に違和感をお持ちでないことを祈っておりますが、日本語自体が表現豊かな言葉であったがゆえに、クラシック音楽が馴染み難い誘因でもあったことは間違いなさそうです。

 

◆クラシック音楽の育った環境は?

道路一本、川一つ隔てると言語の違うヨーロッパでは、クラシック音楽そのものが “言語” の役割りの一端を担っていたのでしょう。
国際化が進み、諸外各国の文化や歴史に触れる時、日本人としての中で育まれて いた音楽の心が、演歌であっても不思議ではありません。
むしろ、日本人の誇りとしての音楽の一部として、謡い語り(うたいがたり)が身上だ った琵琶法師のように、現代楽器のピアノで、実行してみてこそ現代国際人たる条件 のような気がしてもおります。

 



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